ドラマ教育とは
〜シアタープランニングネットワーク代表 中山夏織さんブログ引用〜
この三原キッズの活動の特徴は、既存の戯曲を活用して、こうしなさい、ああしなさいと指導者が演出するのではないスタイルを採用しているということです。学芸会モデルではないのです。(時間がないとつい、演出したり、振付けたりしたくなってしまうのも事実ですが)
子どもたち自身が一つの絵本をもとに、自分たちのアイデアで、構成や表現を考え、どんどん、どんどんふくらませていくというものです。そのため作品的にも短いものですし、見せるというよりは、こうやって自分たちが遊びながら、そして創造に取り組んでいるのだということを示すものになります。
表現のレベル自体は決して高いといえないのかもしれませんが、自分たちでどうしたらいいのかを考え、試し、決定していくことにドラマ教育の醍醐味があるわけです。低学年の子どもたちにとっては、舞台に集中していることだけで精一杯です。
主催者といつも議論するのは、青少年の健全育成においての「ドラマ」と「シアター」のすみわけということです。プロセスを重視し、観客を前提とした公演を行わないドラマのあり方と、観客の前での発表を前提として公演を作るシアターとの区分です。本質的には前者でいいと考えながらも、いまだ親や地域の理解を得るために、また子どもたちのやる気を引き伸ばすためにも、シアターが必要なのではないかと議論しているわけです。
シアタープランニングネットワークのサイトはこちらから>>
この三原キッズの活動の特徴は、既存の戯曲を活用して、こうしなさい、ああしなさいと指導者が演出するのではないスタイルを採用しているということです。学芸会モデルではないのです。(時間がないとつい、演出したり、振付けたりしたくなってしまうのも事実ですが)
子どもたち自身が一つの絵本をもとに、自分たちのアイデアで、構成や表現を考え、どんどん、どんどんふくらませていくというものです。そのため作品的にも短いものですし、見せるというよりは、こうやって自分たちが遊びながら、そして創造に取り組んでいるのだということを示すものになります。
表現のレベル自体は決して高いといえないのかもしれませんが、自分たちでどうしたらいいのかを考え、試し、決定していくことにドラマ教育の醍醐味があるわけです。低学年の子どもたちにとっては、舞台に集中していることだけで精一杯です。
主催者といつも議論するのは、青少年の健全育成においての「ドラマ」と「シアター」のすみわけということです。プロセスを重視し、観客を前提とした公演を行わないドラマのあり方と、観客の前での発表を前提として公演を作るシアターとの区分です。本質的には前者でいいと考えながらも、いまだ親や地域の理解を得るために、また子どもたちのやる気を引き伸ばすためにも、シアターが必要なのではないかと議論しているわけです。
シアタープランニングネットワークのサイトはこちらから>>